「まるでわかっていない。」

そんな風に上司から叱責されている。

クライアントを訪れると
そんな光景が飛び込んできました。

話を聞くと、このようです。

短期教室を終え、新規移行の数字についてミーティングを
していると、ある事が発覚したのです。

ある事とは、「短期が終わる ⇒ 電話フォロー」
というごく当たり前の流れを

コーチが忙しいという理由で、フロントに任せていたのです。

そしてそのスタッフは「フロントにお願いしておきました」でタスクが終了。

全く電話フォローの意味をわかっていないのです。

電話フォロー=入会への勧誘(仕事)

と思っているスタッフが多いのです。テンプレートのように仕事をして
「やれ」と言われたから、「やった。それが何が悪いんですか?」
とさえ、言いたそうな雰囲気。

あなたは、このような若手スタッフに泣かされた経験はないでしょうか?

今ドキの若者といってしまえば、終わりです。

しかし、マニュアルやテンプレートを作る際に、
しっかりとその意図と本質を教えることが大事なのです。

例えば、今回のことであれば、電話とは「入会」のためではなく、お礼の電話であること。

「短期教室に来て頂いてありがとうございます。」

という言葉を伝えることがゴールなのに、電話をするという
「方法」しか伝えていないため、「だれでもいいや」という風になったのです。

今時の若いやつには・・ と彼らを区切る前に、その本質や意図をしっかりと話していれば
もしかしたら伝わっていたのかもしれません。

「昭和」と「平成」では時代が違うように、
あなたと平成生まれのスタッフは「価値観が違う」のは当たり前なのです。

だからこそ、マニュアルだけ渡して「はい、終わり」
とせずに、時間をかけて本質を教えこむこと。

そこのクラブの社長さんはそういった「人間臭い部分」を大切に
されています。だからこ、この不景気に生き残って終われます。

100回言ってもわからない相手なら、1000回でも言う覚悟を持って
若手にスクールやクラブの文化を伝えていきたいですね。