今日お話ししたクライアント様がこんな事を話していました。

ウマイな~と思ったのでシェアします。

そのスクールさんは、バリバリ稼いでらっしゃいます。儲けて、その分お客さんにガッツリ還元されています。

総合型地域スポーツクラブとしての立場を取りながら、メディアと自治体をうまく使っています。

多くの自治体や公共施設は「集客が出来ない」現状に苦しんでいます。

そこでその方は見事に全ての教室の集客をV字復活させました。

民間の施設ですら集まらないのに、どうやって公共施設で集まるのか?

と思われたかもしれませんが、ここがクレバーなところです。

地元の知己総合型スポーツクラブという顔を使ってメディアに働きかけ、あるものをPRしたのです。

あるものとは・・・

人です。

「施設」ではなく、「サービス」ではなく、「キャラクター」を売りまくったのです。

一般的なテニススクールでは、インドアであることや、豊富なサービスということを前面に出します。

スタッフの紹介はせいぜい資格や戦績くらい。

それを施設で勝てないと判断し、本来商品で得あるはずの「施設」や「サービス」から生まれる気持ちよさ、爽快感などをうたわずに
キャラクターを売りまくったのです。

もちろんお客さんは「その人目当て」です。

施設の老朽化や交通の便の悪さよりも、その人のファンコミュニティを作りだしたのです。

まさに「施設が民間には勝てない」というところから生まれた逆転の発想です。

いくつか成功事例を見てきましたが、とてもうまくいっている中の1つです。

しっかりと儲けて、スタッフを生かして、そしてお客さんや利用者さん、会員さんに還元する。

人に喜ばれ、社員に喜ばれ、社会に喜ばれる仕組みを作ったのです。

いや~本当に成功者らしい成功者でした。