実はおいしい仕事ガット張り。

その続きです。

ガット張りがおいしい理由②  専門性が低い

テニスコーチの仕事は専門性が高く、“その人”抜きでは業務が成り立ちにくい要素があります。

その為に代行などで苦労されている方も多いのではないでしょうか?

その半面、ガット張りに関しては、テニスの技術がなくても、
ガット張りのノウハウを覚え、訓練と経験を積むことにより、業務を行えます。

もちろん最低限の知識は必要ですが、テニスの技術が必須とされるスクール事業において
コーチ以外が行える数少ない業務の1つとなります。

あるスクールはフロントの空き時間を利用して、ガット張りの回転数を向上させ、
昨年度対比で280%近く、ガット張りの売り上げを伸ばしました。

「スクールに関する業務は基本的にコーチが行う」という視点を外してみれば
多くの経費削減のヒントが見つかりますね。

ガット張りがおいしい理由③  値引き率が高い

ラケットやシューズと比較して、ストリングスはメーカーからの「掛け率」が交渉しやすく、
原価のコントロールが行いやすいアイテムではありませんか?

原価、つまり仕入れをある程度コントロール出来る余地がある、というのは
非常に大きなメリットとなります。

ネット通販などでは、半額、70%OFFなどという割引率でロールガットが売られています。

ラケットなどでは、それほど大掛かりな割引きは、モデルチェンジ以外では
難しいでしょう。しかし、ストリングスでは頻繁に行われています。

それほど、原価をコントロールする余地がある商品なのです。

仮に60%で仕入れているお店が、キャンペーン限定として、
さらに10%の仕入れ値を下げてもらえれば… 

当然売り上げは10%、何もしなくても伸びますよね? 

原価率をコントロール出来る。これは大きなメリットではないでしょうか?