ラケット、シューズ、ウェア、テニススクール及び、テニスショップには
様々な商品が並んでいます。

しかし忘れてはいけないのがガット張りです。

ラケットやシューズを売る方が、単価も高いし、その分利益が大きい、と
考えがちですが、ラケットとガットでは大きく異なる点があります。

それはリピート性があるということです。

売り上げをアップさせるための3つの要素を思い出して下さい。

① 新規客の増加
② 継続率(リピート率)の向上
③ 顧客単価の増加

この3つになります。ストリングスにおいても、この③つが当てはまります。
多くの売り上げがないスクールは、この①新規客の増加を狙います。

キャンペーン中になると、多くの人にガットを張り替えてもらって…と考えがちですが、
その後、商品をリピートしてもらうことを忘れています。

1年に1度しか張りかえなかった人に対して、年に2回、3回と張りかえもらうだけで
その人のガット張りにおける客単価は、2倍、3倍に膨れ上がるでしょう。

そう考えると、次回ラケットを張りかえるタイミングを告知するシールはもちろん、
時期が来ればこちらから、アプローチできるように、生徒さんのガットを張った
時期の把握、種類、金額など、記録しておく必要があります。

そして「張り上げガット」を渡すタイミングで、「ガットを張りかえなければいけない理由」
を明記したチラシなどを指し込めれば、お客様はより「ガット張り」に対しての
意識が高まるのです。