おたふくソースをご存知ですか?

今ではもう、広島を代表するような企業になりました。

そうです、お好み焼きのソースです。

おたふくソースの会社には、将来お好み焼き屋やたこ焼き屋を目指す人たちのための
研修センターがあり、毎週たくさんの人たちがやってくるようです。

そして会社の中では嘘かほんとか、「お好み焼き科」があり
お好み焼きを広く普及させているようです。

「それで、ソースが売れるの?」

と思ったかも知れません。

すると、そこでは「販促を目的にやっているのではない」とのことです。

では何を売っているのか?

それは初代からの教えで・・・

ソースの前に、文化を売れ

直接ソースを売ることはもちろん大事だが、それよりも先にお好み焼きの魅力を全国に伝えなさい。

地元の広島がさらに繁栄し、たくさんのお店が増え、その結果としてソースが売れればいい。

どうしてそこまで? と思えるほど、徹底して文化の普及に集中しているのです。

・・・

今、テニススクールに通う生徒さんは減少傾向にあります。

それは経済情勢が不安定という理由かもしれませんが、もしかしたらそれよりも前に

「テニススクールでテニスを習う文化」

がない世代なのかもしれません。

テニスをすると、こんなに楽しい事があるんだよ。

身体を動かすと、こんなに気持ちがいいんだよ。

もしかしたら、もっとことを、気づかせてあげるような広告や活動が必要なのかもしれません。