成功している社長(オーナー)
貧乏している社長(オーナー)

その違いは、あまりにもたくさんあるので、一言では言えません。

しかし、あるクライアント様に向けて、今日はその大きな間違いの1つに触れたいと思います。

テニスコーチ上がりの社長が起こしやすい最も大きな間違い。

その間違いとは「社長はマーケッターである」という認識がないこと。

未だにテニスコーチだと思っています。

しかし、これは間違いです。とても大きな。

正確には社長の仕事は、

「マーケッターでたまたまテニスコーチをしていた」というのが正しく

現場のコーチたちは、いわゆる「レッスン」(商品)のことをメインに考えている。

しかし、レッスン(商品)は中心ではない。

具体的に言うと、ビジネスの中心になるのは、商品ではない。

ビジネスの中心になるのは顧客である。

そして、顧客を獲得して、リピートさせるのがマーケターの仕事である。

だから、社長はマーケターなのだ。

社長が自分のビジネスを現場のコーチと同じ視点で「レッスン」を中心で捉えてしまっていると、
どうしても、限界がでてきてしまう。

まず第一に、人が入らないクラスを切ることができない。

人が集まらないというのは、顧客から受け入れられてないとうい事実だが、
その事実を受け入れられないので不毛な努力を繰り返してしまうことになる。

一方、マーケターは違います。

マーケターは売れない商品はスグ捨てることができます。

つまりジャッジに時間がかからず、常に最短で最適な選択をすることが出来るということです。

気持ちはわかります。

その「情」が社長のよさなのですから。

しかし、社長は社長です。

いつまでもテニスコーチの感覚でいると、お客さまや社員が路頭に迷うのです。

気持ちはわかります。

しかし、決断の時は刻一刻と迫っています。