クライアント様と話していた時に
面白い話が出た。それはこんな話だ。
・・・
最近の新入社員はさ、甘やかしちゃいけないんだよ。
基本的に「甘えの構造」の中で育っている人間を教育しないといけない。
そもそも、会社に入って、普通の大学生が出来るなんて何もないんだよね。
中にはテニスコーチを学生時代にバイトしてたものもいるが
バイトコーチの経験者と
一社会人とはまるで違う。
まずテニスができることと、新入社員であることを
混同してはいけない。まずそれを教える。
いくらテニスができようが、チヤホヤされていようが、社会人になっては
ただの素人にしか過ぎず、ある意味
社会的赤ん坊である。
ことを徹底して認識させる。
ひたすら最初は、言われたことを愚直にやり抜くしかないことを教える。
しかしそれも必ず、次のステージが見つかる。
必ず光が見えてきて、そこからブレイクスルーが生まれる。
そうなると早いよね。
一気に抜けるよ。
ただし、ブレイクスルーするまでは苦しい。目移りもするし、嫌気もさしてくる。
だから、そこで「試す」んだよ。企業としてはその環境でどういう「選択」をするのか?
だから実は早い時期で幹部候補は決まるんだよね。
・・・
この方がおっしゃっていることは、今の時代から
見れば緊張感が走るような、切れ味のいい言葉である。
ですが、リアルな民間戦士の言葉でもあります。
言われたことを、ひたすら愚直にやれ。
その先には、必ずブレイクスルーがある。
この言葉の裏には、圧倒的な自信と強い責任感があるのだと感じました。