スクールからの報告書を見ていると口コミでの
集客を当てにしているスクールが多い。

口コミは伝染する。

その伝染力に期待をするスクールも多い。

その口コミを成功させるためのプロセスは実は、効果計測がしにくい。

効果計測とは、どれくらいの口コミの効果があるのか?
という結果を測定したり、その口コミからの次回の集客の見込みを立てるのが難しいということ。

つまり…

あてにならない。

では、「あてにならない」からといって、放置するのか?と言われると放置する
わけにはいかない。それは、お客様の生の声だからだ。

口コミにしても、自然に波及するようなものではなく、ある程度「口コミ」が起きやすい
背景づくりをする必要がある。

例えば、伝染させる人。

不特定多数が自然と口コミをはじめるのではなく、口コミは
一部の人から生まれる。

全員がまんべんなく、一斉に口コミを始めることはなく、一部の紹介者からはじまる。

お客さんを紹介する人は、紹介するし、しない人は、いつまでもしない。

お客様紹介キャンペーンなどを行う際に、注意しなければいけないのが

「紹介をしてくれたり、口コミを誘発してくれる人は、ごく一部であること」

80対20の法則でいうと、100人のスクールからは、20人が口コミに動こうと意識してくれて
その20人のうちの約20%、つまり

100人中4人

が一つの口コミを期待できる数値である。

だからこそ、この人数を広げるためにも、ある程度の口コミを誘発する背景づくりを
どれだけ行っていけるかがカギとなる。

そして忘れてはいけないのが、何もこちらからアプローチをしなければ
お客様紹介キャンペーンの結果は、人数×4%だと思っておくことが無難だと思う。