ユニクロがテニスウェアの販売を決定した。

これは業界にとって非常に衝撃的な出来事になる。
業界というより、メーカーさんだ。

ユニクロは錦織選手と契約を結ぶ前に

安い。

素材がいい。(値段の割に)

無難なデザイン(外れがない)

この売れる3原則を世に浸透させた。

そこで錦織選手が着用し、活躍したことで
「カッコイイ」という要素が加わった。

そして次に来るのは、「手に入りにくい」
という限定の法則だろう。

これにより「ユニクロテニスウェア」の神話が始まるだろう。

今までテニス業界はある意味「殿様商売」で成り立ってきた。

ポロシャツが6000円円を超え、ウィンド上下で20,000円を超える。

つまりテニス業界には「それが当たり前」という風習が広がっていたが、
ユニクロの進出によりそれが「よく考えてみると…」という疑問視するお客様が必ず出てくる。

つまりユーザー側からの価格破壊が余儀なくされる。

これは活性化されて面白い。

メーカー様の時代から、プライベートブランド、オリジナルという時代の流れが
消費者をとらえだしてきている。もちろんメーカーはこれからも王道を行くわけだが、
テニススクールで扱う物品の選択肢の中に

絶対的にテニスメーカーしかいけない。

というパラダイムになっているとすれば、ビジネスチャンスを逃している可能性が高い。

ユニクロはこれを打破した。

その始まりは、全て、既成事実を見直したことから始まったのだと思う。