「近所にできた大手スクールに生徒を取られた!」話。
その続きです。

インターネットの普及に伴い
「あっちの町は向こうのスクール」「こっちの町はうちのスクール」
というような商圏は崩壊し

お客さんは自由に情報を得れる時代になりました。

これがラケット販売であれば「究極のデフレ時代」
の幕開けです。

あえて高い所で買う、理由がほとんどないのです。

ラケットなどの同じモノを扱っている業者は大変です。

ネット通販にどんどんやられていきます。

でもスクールにおいては、「同じ商品」ではないので
価格だけではお客さまは決定できません。

つまり、提供するサービス(商品)と
値段との兼ね合いでお客さんは選びます。

ということは・・

「近所にできた大手スクールに生徒を取られた!」

という話は、言い方を変えると

「うちの生徒さんは近くにライバル校が出来たら
 すぐに移動されるくらいの不満を持っていた」

といえるでしょう。

つまり、「盗った、盗られた」と言っている段階で
あなたのスクールのサービスは低下していて

生徒さんは「いつ辞めようか」というきっかけを
伺っていただけでしょう。

「問題は自分にある」という考え方が出来ない
スクールやコーチは、結局このようなパラダイムから抜け出せず

自分という、商品を磨くことを忘れている。

これは本当に明日は我が身と
背筋が凍る話ではないでしょうか?