人が忘れかけている大切なことってさ…

そう語ってくれたのは現役のテニスコーチ
でありながら社長業も兼任されて、結果を出されているKさん。

「とにかく人を喜ばせること」

これだけを考えて今までやってきた結果が
こうなっただけ。

そう語ります。

こうなったとは、継続率が年間で99%台であること。

アウトドアスクールであるにも関わらずです。

その社長はこう続けます。

世の中の会社は生産性や効率を追求し、進化してきたんだよ。

効率というのは、数字で表せるし、目に見えるからジャッジがしやすい。

確かにこれは大切な事。

しかし、そればかりだとダメなんだよね。非効率の中にこそ、大事なものがあるんだよ。

お客さんが喜ぶことは、けしてお金のことばかりじゃない。

お金をかけずに、喜んでもらう。

それを追求したら、そのヒントは非効率にあったんだよ。

・・・

正直、私はこの社長の言葉を聞いて、はっとしました。

マーケティングコンサルティングという仕事は
数字が全てで、結果を出すことを求められています。

そうなると、必然的に「確率の低い施策」から順に削除し
感覚論ではなく、「売上が上がる」ものから順に着手する。

どこかでそんな「効率的であること」による安心感を求めていたのかもしれません。

Kさんが仰ることは正論ですが、踏み切る怖さがあります。

ですが、そこは「コストさえかけなければ」という条件をつけてスタッフに
決済権を与えています。「お客さまを喜ばすためには…」ということを徹底されているのです。

そしてその徹底ぶりは、スタッフの「ユーモア」に繋がっています。

現場が考え、お客さまを喜ばせ、それを見てスタッフが喜びを感じ取れるという
幸せの連鎖が起きています。

色んなヒントと気づきをもらると思いますので、
明日もこの続きを紹介したいと思います。

追伸

皆さんは、人を喜ばすことは得意ですか?

今日何人の生徒さんを喜ばせることができましたか?