あるスタッフが「要項」を作ってきました。

短期教室募集。

なるほど。いたって普通によく出来ている。

日時、場所、料金、申込み方法など漏れ落ちがない。

そしてスタッフに聞いてみました。

これを「チラシ」に出来るかな?

「どういうことですか?」とスタッフ。

素晴らしく、漏れ落ちがない要項。

だけど、重要な情報であることと、人が興味を持つ、チラシを手にとって見てくれることとは違います。

今見せてもらったチラシに一工夫を追加します。

 ・「このチラシを作ったのは誰なのか」

 ・なぜ短期教室を行うのか?

 ・レギュラー教室ではなく、なぜ短期教室をすすめるのか?

 ・そもそも誰に来てほしいのか?

 ・その短期教室に参加すると、どんなメリットがあるのか?

 ・今申し込みをすると、どんなメリットがあるのか?

ざっとこのような要素を盛り込みました。

まずは知っている相手でも、自己紹介のつもりで、自分のその教室への気持ちや
思い入れなどを語ってみる。

そしてメリットをしっかりと伝えていくこと。

いきなり「●月●日に短期教室があります。」
料金は●●で、場所は●●です、と言われても、困ります。

「やってみたら楽しさが分かるから」

「来てみたら楽しいと思えるから」

いきなり「要項」を見せても申込もうとは思いません。
その前に「チラシ」を出さないといけないのです。

この夏の短期教室の前に、今一度、しっかりとあなたのスクールのチラシが
お客さんに「メリット」を伝えられているかを見直してみてはどうでしょうか?