お母さん経営だと社員が育たない。

先日こんなお話をしました。

日本のお母さんは、何かと「心配する」「謙遜する」

「ダメなのようちの子は」と口癖のようにいいます。

じゃあ海外のお母さんはどうかというと

「あなたのことを信じているよ」と言います。

心配とは、ある意味「信じられない」ということです。

これを社内で置き換えてみると、こうなります。

「お前に任せて大丈夫か?」

「ちょっと心配だけど…」

といって決裁権を渡さなかったり、手取り足取り上司が介入したりしますが、それって…

社員の成長とは真逆のこと

なのかもしれません。それよりも私はこのようにスタッフに言うように意識しています。

「完全に任せた。」

その一言です。その一言で社員は「立場と責任」を追って物事を進めてくれます。

確かに失敗も多く、時には損害もあります。

しかし「社員が失敗するのも会社の利益だ」と考えるようにしています。

まだまだうまく自分がコントロールできませんが、少しづつ意識していると慣れてきました。

スタッフを育てるには「日本のお母さん方式」ではなく

「海外のお母さん方式」がいいと思います。